堀江貴文的ノイズに関して

最近、たまたまYouTubeのランダムに出てきたホリエモンチャンネルをみて激ハマりしてしまった。「非常識に生きる」という本を買って読んでいるが、そのなかの「ノイズ」という言葉に震えた。私は会社では女性の部下を教育する立場にある。私は雑談というのが苦手だが、もう一人の2年目の社員の男子のおかげでかろうじて雑談できるようになった。そのなかで私はキングヌーの白日という歌を人から聞いて歌う練習していた話をしたら彼女がキングヌーはイマイチそれだったらミレニアムパレードのほうがいいといったのでYouTubeでみてカルチャーショックを受けた。一言でいうとそれは「ノイズ」でしかなかった。きっとアーティストはキングヌーを商業的な成功のため、そしてミレニアムパレードを自分のやりたいことのために使い分けているのだろう。まるで宇宙人にでも出くわすようなその異質で色々なものがギラギラしたカオスのようにごちゃまぜになったその音楽は和とも洋とも言えない。きっと世界そのものなのだろう。一回聴いたときは拒絶感しかなかったのに何回も聴いてしまった。知らないうちに距離を取っていた人との繋がりや若い新しいものを心のどこかで知りたいと欲していることがすぐにわかっていた。そしてそれに身をゆだねることこそ本当の意味で生きることなのだと気づいた。昼は無思考に会社の奴隷となり働き、夜は自律神経を整える音楽を聴きながら体を休めることが生きることじゃない。若者は恐らくもうみんなそのことを知っているんだ。「ノイズ」を聴きながらホリエモンの本を読む。

僕にはまだ出来るだろうか。世界にとっての「ノイズ」となることが。